爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

沖縄・八重山諸島車中泊旅 #11

遠征11日目

朝から気温が高くまるで真夏のようでヤシの木陰に避難して朝飯の準備をする。

少し経つと、キャンプサイトの管理をしている同年代の茨城県から嫁に来たおばちゃんが車で出勤してきたので、挨拶するとまだ居るのかいと言われしばらく立ち話をする。この人は最近ご主人を亡くして一人でタバコ栽培をしその合間にこのキャンプ場のサイト管理をして、さらに終わると介護施設の仕事もしている働き者らしい。

どんな縁でこの石垣島に来たのか定かでないがすごい勇気だったと思う。

朝飯の準備も終わり食べていると、周りのキャンパーも朝飯の準備をしているらしくいい匂いが漂ってきた。テントキャンパーは木陰にテントを張っているので暑さをしのげるが自分の車はルーフにソーラーパネルがあるので常時日向に出して置かないと発電しないので車内にはいられないほど温度が上がってしまう。

木陰のサイトに居るキャンパーさん達も朝飯の準備。奥の黄色のテントは自転車で日本一周している宮崎から来た23歳の青年、手前は自宅を処分して自転車で放浪生活4年目に入る東京から来た64歳の老人(笑

木陰で後片付けをしていると、管理人がコーヒーを飲まないかと声をかけてくれたので管理棟前に行きコーヒーをいただくと、数人のキャンパーがMyカップを持って集まって来た。キャンプや旅話に花が咲きいつしかサイト管理のおばちゃん達(2人)も加わり大盛り上がりになった。

聞くところによると、このキャンプ場に1ヶ月以上住み着いている人もいてここから仕事に行っている人もいるらしい。

恒例の朝の井戸端会議。コーヒーの匂いに誘われて、次々とMyカップを持ってキャンパーが集まって来る。

キャンプ場は土、日は地元の若いキャンパーが多いが、平日は島外のキャンパーが多いらしくレンタカーも数台見受けられた。

さて、井戸端会議も終わり天気もいいので(暑すぎ)ドローンを連れて出発することにしたのだがドローンのバッテリー充電量が足りずしばらく充電をしてからの出発となった。

数日前にキャンプ場の管理人にこの島で一番おすすめの場所はどこですかと尋ねたところ、「第一番は平久保ビーチ」「第二位が明石ビーチ」であることを教えてもらったので、まずは第一位の平久保ビーチに行ってみることにした。

ドローンのバッテリーも満充電になったので、イザ・出発。

キャンプ場を出て国道390号線を北進していたが、平久保ビーチの所在地の入力を忘れたので道端に停まり、入力するがデーターが古すぎるのか所在地が出てこない。(笑

仕方なく、スマホナビに入力し再度出発。

快調に走り途中から県道206号線で西海岸側に進路を変え明石集落を過ぎると、石垣島サンセットビーチの看板が見えたので、左折して下り坂を降り集落の狭い道を海岸方向に向かうとサンセットビーチに到着したが有料の看板を見て即座に退散。(笑 この間スマホナビはルートから外れてしまったので、固まってしまい再度設定し直し平久保ビーチに向かう。

国道206号線沿いの道端には、パパイヤの木が至る所にあり青い実がついている。この青いパパイヤは細かく千切りにして炒め物やサラダとして食べるのが美味い

しばらくアップダウンの道を進むと、スマホナビが現場付近到着の表示で、道案内が終わってしまったがそれらしき看板もないく駐車場もない。

改めてネットで位置確認すると、この場所で間違いないらしく、少し移動してみると道の端に数台駐車できる空き地があったので、車を停め亜熱帯植物が茂るジャンブル内の細い踏み跡を辿り海岸方向の歩いて行くと、目の前に真っ白なビーチとコバルトブルーの海が広がり南国らしい光景が目に飛び込んできた。

道端の空き地に車を停め、亜熱帯植物が生い茂るシャングル内の道を歩きビーチに出ると別世界が広がる

太平洋側(通称西海岸)にある平久保ビーチ北側を見る

振り向き平久保ビーチ南側を見る

あまり広くはないビーチだがゴミ一つないどこまでも青く澄みきった海が待っていた

キャンプ場の管理人が言ったようにゴミ一つないそれはそれは、見事というしかない絶景で誰にも教えたくないほどの場所だった。

しばらく絶景に見とれ、今度は上空から覗いてみることにした。若干風が出てきたが問題ないので絶景を飛んでみた。

上空140メートルから平久保ビーチ北側を望む

正面下が離陸した平久保ビーチ

ずっと先まで白いビーチが続く

車に戻り、ついでに第二位の明石ビーチに行ってみる事にしてスマホナビに入力し出発。

Uターンして来た道を明石集落まで戻り、狭い集落内の路地を進んでいると、突如スマホナビが、目標物付近に到着、案内終了とのメッセージが流れ案内は終わってしまった。

到着した場所は住宅街の行き止まりの細い道で目の前は住宅で道は終わりビーチ入り口は見当たらず、看板すらなくまして駐車場もない。

バックして反対側に移動してみると、車2台くらい駐車できる駐車場らしき場所があったので車を停めジャングルの中を道跡を辿り歩いて行くとゴミが散乱しているビーチに出た。まさかここが教えてもらった絶景度第二位の明石ビーチなのかと一瞬思った。散乱しているぺットボトルやプラスチック類を見るとほとんどがC国の文字で、まだ中身が入っているのもあった。

東シナ海側(通称東海岸)にある明石ビーチ、広大なビーチだが所々にゴミが流れ着いている

キャンプ場では流れ着いたヤシの中身を飲んだが、こちらは飲むわけにはいかない。(笑

明石ビーチのある東海岸東シナ海側なので海流の関係でゴミが流れ着くのではないかと思う。また、西海岸の平久保ビーチは微風だったがこの明石ビーチは風が強過ぎるので空撮できなくて写真撮影だけしてキャンプ場に戻った。

絶景を飛んでみた