遠征12日目(石垣島)
毎日夜は9時ごろ寝てしまうので、朝も早く目が覚めてしまう。歳のせいだろうか?(笑
今朝も5時に目が覚めてしまい、外に出て空を見上げると星空で今日も天気が良さそうだ。
夜明けは、7時過ぎなのでシュラフに潜り込みラジオを聴いているといつの間にか寝込んでしまい起きたのは6時過ぎになってしまったので、急いで出発の準備をして昨夕作って置いた握り飯をチンして口に頬張りながら出発する。
うん・・・なんでそんなに慌てているのかって?・・今日は小浜島に行くため9時10分発の船に乗るためだ。
離島ターミナルには7時ごろ着いたが、前の駐車場は満車なので少し離れた駐車場に停め歩いてターミナルに向かう。
今日の離島ターミナルは団体客が多くごった返していたがチケットは購入できた。しばらく乗船を待っていると、横揺れがあり、お・・・地震だと思ったが揺れも小さいのでそのまま待っていると、聴きなれない音があっちこっちで一斉に鳴り始め携帯を見ると津波警報の知らせだった。
ターミナル内は一瞬何が起きたかわからない状態だったが、パニックにはならず、ターミナル職員の誘導で外に出る。
揺れが小さかったせいか皆落ち着いて行動し高台のホテルに避難したが、携帯を見ると津波の予想到達時間は30分後とのことで、駐車場に戻り車に乗り市街地を抜け近くのバンナ公園に入り高台の展望台に避難した。
多分、今日は船は出ないので後日チケットの払い戻しに行くことにして、予定を変更、公園を出て内陸に向かう。
海がダメなら山にして、沖縄県最高峰の於茂登岳(おもと)に登ることにした。
標高は526と高くはないが亜熱帯の山なのでハブなどが心配だが、遭遇しないことを願って登ってみる。
さとうきび畑の続く道を北進すると於茂登岳登山口の案内板があり細い道路に入り山の中に入って行くと、途中から道は分岐し未舗装道路に入る。
亜熱帯植物が生い茂る林道を登山口を目指して走る
しばらく走ると、うっそうと茂った亜熱帯の森に朽ち果てそうな看板があるだけの登山口に到着。
不気味な登山口
早速、準備をして登山開始。登り初めてすぐの場所に滝の案内板があり水音が聞こえてきたがそのまま登り続ける。
原始の森に分け入って登って行く
意外とよく整備された登山道が続く
登山途中、恐竜に遭遇(笑
思ったほどきつい登山道ではないが、ハブや寄生虫に注意しながら登って行くと、登山道は分岐し案内板に従って左に曲がり自分の背の2倍ほどある笹藪の中を歩くと大きな丸いレーダードームが見えさらに進むとやがて山頂に到着。山頂と云っても見晴らしが悪く一面笹で覆われ視界は効かないが、大きな石があるので登ってみると展望が開け川平湾も遠望できた。
山頂に到着したが笹藪で視界がゼロ、石の上に登と視界が開けた
霧の彼方に川平湾が見えた
登山開始から山頂まで、休まず登って約40分、下山にも40分ほどかかった。
登山口に戻ると、車が数台ありナンバーを見るとレンタカーだった。年輩のおばちゃん達のグループで神奈川県から来たらしい。