爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

暇つぶし#1

今日は朝から雨なので、暇つぶしに風景写真のデッサンをしてみた。

難しく考えることはなく写真をそっくり画用紙に転写するつもりで描けばいいだけだ。(笑

この絵で注意する点は遠近感を出すために1点透視法と云う手法を使い描くのがコツで、注意することは以下となる。

  1. どんな風景でも自分の目から遠ざかって行くにつれてだんだんと景色が小さくなり最後は見えなくなる、その部分を仮想点として自分のいる場所に向かって景色が広がってくる。これが1点透視法の原理で遠近感が表現できる。
  2. 描き順は手前から奥に描き進んで行くとバランスの取れた遠近感の効いた絵になる。
  3. 広い風景画を描く場合は空気遠近法を使う。これは遠くにある物ほど青みがかり霞んで見える現象。デッサンでは鉛筆の色を薄く、絵の具で描く場合は遠くほど青く薄く彩色すれば遠近感が出せる。
  4. よく、私は絵の素質がないのでダメだと聞くが、決してそうではなく諦めず挑戦してみることが大事だ。

飛騨古川の写真画像

一点透視法で描いた飛騨古川決して上手い絵ではないが奥行きが感じてもらえればいいが・・?

水路の左端の奥に仮想点を置きそこから自分の描いている場所に向かって広く描くこれが遠近感を出すカラクリだ。

極端に手前を広げてしまうと不自然になってしまうので手前から描いて行けば上手く描ける。

絵は、見ている人をいかに錯覚に陥れることができるかで、決して上手い下手ではないと思う。

今回使用した鉛筆。左からステッドラー0.5ミリシャーペン・ステッドラー替え芯ホルダー・ステッドラー4H・H・B・三菱ハイユニ4B・ステッドラー6B・8B