爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

沖縄・八重山諸島車中泊旅 #6

退屈なホテル暮らし4日目。

いよいよホテル暮らしも最終日になったが果たして車が届くか不安だ。

ここ石垣島は朝7時ごろにならないと明るくなってきないので時間感覚が内地と違い1日が短く感じるが夕方も暗くなるのが7時過ぎなので全体的には変わらない。

今朝は6時に起き窓を開けまだ暗い貨物埠頭を見ると大型貨物船が接岸し慌ただしく荷役作業が行われていた。

博多港で車を預けた貨物船「わかなつ」

船体の形も色も同じなので、まさか博多港で車を預けた貨物船かと思い明るくなるのを待って船名を確認すると、「かりゆし」となっていたので違う船だとわかった。

毎朝のルーティーンでロビーに朝飯を食べに降りて行く、少しずつ時間を遅くして混雑を避けることにしたので今朝は2、3人しかいなくなんだか拍子抜けの気がした。

今日も朝から気温が高くスマホ温度計で23度もあった。

テレビを見たり動画の編集をしたりしてから、ホテル南側にある漁港に行ってみることにしホテルを出る。

歩いて10分くらいの場所に大きな港があり、大型巡視船が10数隻停泊している異様な光景が目に入ってきた。想像だがこの港は尖閣諸島などでC国との覇権争いの最前線に行く巡視船の母港として使用している港ではないかと感じた。

大型巡視船が10数隻停泊している。有事即応で全てエンジンがかけられ船に寝泊まりしているらしい

港では数人の釣り客がいたのでしばらく見ていたがアタリもなくただ釣り糸を垂れていれば満足しているような雰囲気だった。

先ほどまではいい天気だったが曇って来てポツポツと雨まで降り出したので公園の東屋に避難ししばらく雨宿りをし雨が止むのを待っていた。

雨が降って来たので南国らしい公園の東屋に逃げ込む

近くにある港の小さな食堂で昼飯を食べホテルに向け歩き出すと、海運会社から車が到着したので持ちに来てくれとの電話連絡があった。明日の朝到着するのではないかと思っていたが意外と早く着いた。

指定されていた海運会社はホテルから歩いて数分の場所にあるのでホテルを通過して海運会社に行ってみた。

受付に行くと鍵を渡された。この瞬間、今回の旅の最大の難関がクリアされた。

ホッとして指定された車両ヤードに行ってみると相棒がそこに居たが前後を車で塞がれ身動きできないので海運会社に連絡する。貨物船はまだ係留されていたのでそばに行ってみるとやはり博多港で車を預けた貨物船とは船名が違い、今朝窓から見た船だった。

陸上げされ4日ぶりに相棒と再会

海運会社の係員になぜ、博多で車を預けた貨物船(わかなつ)と船名が違うのかと聞いてみると沖縄那覇港でこの船(かりゆし)に積み替えたんだとの事だった。

沖縄那覇港で車を積み替え今朝4時に到着した貨物船「かりゆし」これで船名が変わっていた訳がわかった、

ともあれ、車を引き取りホテルに向かった。

ホテルの駐車場でベッド下に隠して置いた荷物を出し明日からの徘徊に備え車中泊仕様に戻しホテルの部屋に戻る。

車中泊仕様に戻した相棒の車内

 

いよいよ明日から八重山諸島車中泊の旅が始まる。

どんな出会いが待っているか不安と期待が高まる。