爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

北海道・車中泊遠征#27(知床)

家を出発して1ヶ月、今朝は北海道最果て猿払村の道の駅・さるふつ公園で目覚める。

晴れているが相変わらず寒い。この猿払村はホタテ漁が主な産業で、日本では最も平均所得が高い村として有名で23年度の平均所得は約732万円と日本の平均所得を大きく超えている。それはまぎれもなくホタテ漁がほとんどを占めているらしい。

今日も朝から快晴で、海沿いにあるこの道の駅では農産物直売所に搬入する農家の軽トラが頻繁に出入りしている。

車中泊していたと見られる車も1台、また1台と走り去って行く。7時頃になるとほとんど車の出入りもなくなり静かな道の駅となった。

朝飯を食べそろそろ出発。まずは、大人気の村道・猿払エサヌカ線を走ることにした。この道路は海岸線より少し入った場所にあり、真っ平な草原を全長約16キロの直線道路が続く場所で辺りには工作物や電柱もない。

どこまでも真っ直ぐな猿払エサヌカ線(約16キロ)

まるでオーストラリア大陸かと思わせるような直線を走り南下する。

途中日の出岬で温泉に入り紋別市に到着。

日の出岬を見ながら温泉に入る

道の駅・オホーツク紋別のカニの爪

紋別にある道の駅で小休止して更に南下すると左手に大きなサロマ湖が見え、はるか沖合に岬のようなものが見えた。湖を回り込んで行ってみるとネイチャーセンターがあり受付で話を聞いてみると、車では行けないが、歩きか自転車でワッカ原生花園まで行けるとのことだったので、レンタル自転車を借り先端まで行ってみることにした。

さて、自転車は借りたものの数十年乗ったことがないので果たして乗れるかどうかと思ったら、見事に乗れた。(笑

海風に吹かれながら舗装された遊歩道を軽快にとまではいかなかったがノロノロと走り先端まで行ってみた。

白矢印の場所まで行くことができ、湧き水がある

遊歩道の道端にはチラホラと小さな花が咲いていた

フラフラ走っていると後ろから追い抜かれる

岬の先端に到着、不思議な湧き水がある

岬の終着地点には驚いたことに真水が湧き出していた。わずか幅100メートルにも満たない岬の先端で真水の湧き水とはビックリだ。(真水の垂れ流し)

いい運動した後は再び国道に出て能取湖をぐるりと半周して網走市街地を抜け小清水原生花園を通過、知床半島の付け根に到着する。ここから海沿いに出て左手にオホーツク海を見ながら海岸線を東進、しばらく走ると右側にオシンコシンの滝がチラリと見える。やがて道の駅・うとろ・シリエトクに到着する。

観光客はまばらだったオシンコシンの滝

いつも混雑している道の駅だが、今日は車もまばらであまり混雑していなかった。

ここのところ生物ばかり食べていたのでたまにはこんな物もいいかなと思い昼飯に食べてみた。

昼飯も食べたことなので、再び走り出す。ウトロのホテル街を抜けると知床峠の登り口に差し掛かる。

いよいよここから知床峠に差し掛かる。羅臼岳もだいぶ雪解けが進んだ

知床峠頂上に到着。昨年ヒグマの恐怖に怯えながら登った羅臼岳が正面に見える

観光客もだいぶ増えてきたようだ

知床峠を下り羅臼に向かう。遠くに国後島も見える

知床峠を下り今日の目的地、羅臼に到着。

展望台より羅臼市街地を一望

今夜の車中泊場所は知床峠の登り口にある道端の大きな駐車場。(トイレ有り)

知床峠を下り羅臼の道の駅に行ってみたが、やはり車中泊常連客がいるのと駐車場が狭いので、知床峠の登り口にある大きな駐車場に移動して今夜はここで車中泊することにした。