爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

北海道・車中泊遠征#28(羅臼)

昨夜は羅臼側知床峠登り口の大きな駐車場で車中泊、国道沿いではあるが夜になると車はほとんど通過することなく静かな夜だった。

一夜明けて外に出てみると流石に最果てだけあって気温が低く手がかじかんでしまいそうだが、車中泊はこの一瞬(自由)がたまらなくいいものだ。(笑

早速、朝飯の準備に取り掛かるがキャンプ場ではないので水道は使えないのでペットボトルの水で無洗米を浸す。(以前は普通米を使っていたが水の節約で無洗米に切り替えた。無洗米は水に浸ける時間を最低でも30分以上、できれば1時間がベスト)

無洗米を浸している間に散歩がてらまだ車の往来がない国道を知床峠方面に歩いて行くと、何処からともなく温泉の硫黄臭が微かだがして来た。

さらに歩くと左側道端に車数台が停められるスペースがあり細い橋を渡ると熊の湯があった。ちょっと覗いてみたが、まだ朝早いせいか誰もいなくそっと湯船に手を入れてみたらすごく熱く入れる状態ではなかった。

建物の向こう側に湯舟がある

白濁したこれぞ温泉なのだが、すごく熱い❗️

熊の湯を後に国道に出て少し歩き右側の坂道を登と羅臼キャンプ場がある。

車に戻り炊飯して朝飯を食べ今日の行動を決める。

まずは、羅臼港白灯台防波堤に行き釣りをしてみることにした。利尻・礼文島ではワーム釣りだったが、今回はエサ釣りをしてみようと思う。

そんなことで、仕掛けの準備をして港に向かうがその前に餌を調達しなければならないので、以前行ったことのある釣具屋に行くことにした。しかし、だいぶ前の事なので、所在地を忘れてしまいウロウロしてやっと見つけ釣り餌を調達した。(極太青イソメ2パック)

はやる気持ちで防波堤に立つ。

外気温が低いのかモヤが立ち込めている

遠くに投げゆっくりと引いて来ると、小さいがカレイがよく釣れた

1時間ほどの釣りだったが結構楽しめた。左・エゾメバル(通称ガヤ)右・カレイ達

釣りを切り上げ車に戻り羅臼市街地を抜け、知床半島を海沿いに東進、海上には国後島が横たわり微かに白く見える工作物が確認できる。こんなに近くにある島があの恐ろしい侵略国家とはとても思えない。(返せ・北方領土)

しばらく走ると、道の両側に小さな駐車場があったので車を停めると瀬石温泉の看板が目に入ったので海岸に降りてみる。

瀬石温泉の湯舟だが満ち潮になると水没してしまうので湯温は低いが、引き潮になると入りごろになる

野天風呂周辺の海は昆布の林が一面に広がり遥か彼方に国後島が見える

海岸からあがり、更に東進すると道は行き止まりとなる。

以前は細い道でここまで来るのに時間がかかったが現在は新しいトンネルも開通し、時間短縮となった。

帰り道、まだ時間が早いので知床半島から流れ出る渓流を描いてみることにして、折りたたみ椅子を持ち河原に降りたが、ここはヒグマの生息域なので橋の上に移動して描く。

知床半島の雪解け水だろうか豪快に流れていた(写真画像)

ヒグマに気を付けながらスケッチ開始、仕上げは家に帰ってすることにした

約1時間半、暇つぶしができたので、羅臼市街地に戻り漁港内にある食堂に入り昼飯を食べ道の駅に立ち寄る。

肉厚のホッケの開き うまい❗️

平日でもあるので観光客はまばらで食材を調達して、今夜の車中泊場所に戻り一休みしてから、国道を挟んだ斜向かいの峰の湯に行く。

車中泊場所斜向かいにある峰の湯

日帰り 500円 13時〜

そんなことで今日1日の業務は終了した。(笑

いよいよ明日からは内陸に入って行く予定だ。