沖縄・八重山諸島車中泊旅　#４

ホテルなんて何年かぶりなので、昨夜寝られるか心配したが爆睡。（笑

なんとか石垣島に来られて第一の関門は通過したが、最大の関門は車が予定通りここ石垣島まで到着するかだ。

到着する港は、今宿泊しているこのホテルの目の前の埠頭で琉球海運の貨物船で航送されて来るはずだ。

運よくホテルの部屋は7階の窓際なので埠頭が見渡せ貨物船が接岸すれば一目瞭然でわかるはずだ。

このホテルは朝飯付きで、一階ロビーで６時半から食べられるらしいので行ってみる。バイキング形式なので適当にめぼしいものを物色してテーブルに付くとすぐに同年輩くらいのお爺さんが相席させてくださいと言われ、一緒に朝飯を食べながら世間話すると、なんと８２歳だとのことだった、自分よりだいぶ兄ちゃんだと思ったが話をしているうちに気持ちはずいぶん若いことが推察された。

この先輩は旅行が趣味らしくレンタカーを借りて５日間島内を観光するらしい。それにしてもすごいパワーを感じた。自分もその年まで健康でいられるかわからないが、それより気力が持つかが問題になってくる。いつかは皆平等にあの世に行くことになるので気力と少しのお金があれば、やりたいことをやった方が悔いが残らないのではないかと思う。

話好きなおじいちゃんと別れ自室に戻り窓から港を見ると大型クルーズ船が入港して来た。船が大き過ぎて目の前の埠頭には接岸できないらしく、対岸にある人工島の先端に接岸していた。ネットで調べてみるとMSCべリッシマ１７万トンらしく沖縄・宮古・石垣・台湾を就航しているらしい。

大型クルーズ船ベリッシマと手前の貨物埠頭に停泊する貨物船の煙突

窓から見る景色はやはり南国らしくすぐ目の前にある旧石垣港ターミナル前の庭に植えられている植栽もヤシやハイビスカスなど亜熱帯のもので、まるでハワイやグアムに行ったようだ。

ホテル目の前の旧石垣港ターミナル、数年前までは中国との間で客船が就航していたらしいが、現在は2階に食堂が営業しているだけだ

そんな立地のホテルで２日目を迎えたが、さて今日はどこに行くか作戦を練るが相棒はまだ到着しないので徒歩で行ける範囲で徘徊してみたいと思う。

ホテルから市街地までは、歩いて１５分くらいかかるが運動不足なのでちょうどいい距離だ。

まずは、離島ターミナルに行ってみることにした。ここは、石垣島から八重山諸島に行く海の玄関口で高速船が就航しているので離島に行くのも便利で各島の島民や観光客でいつも混雑している。

車が到着したら西表島に行く予定なので受付カウンターで話をすると、この場所は乗客だけの受付なので車は貨物扱いになるとのことで、外に出てチャイナホテルの側にあるプレハブ小屋で受付ができると聞き、スマホナビで行ってみると真っ黒に日焼けした厳つい顔のお兄さんにジロリと見られる👀一瞬目を逸らしたが、話を切り出すと意外と柔らかな口調で応対してくれた。

日時を指定すると、パソコンで検索してくれ１ヶ月後でないと空きがないと言われ仕方なく西表島車中泊は諦めざろを得ない。

そんなことで、西表島車中泊は諦め日本最南端の波照間島に行くことにしたが、この島は小さいので車を持って行くよりもレンタカーを借りた方が得策なので出港時間を確認するだけとした。

八重山諸島は以前飛行機で来た時に8島上陸しているが、印象に残っている竹富島に、もう一度行ってみたく時刻表を見ると、こちらは便数が多くいつでも乗船できるそうだ。

とりあえず、離島徘徊の時刻表は確認したので、離島ターミナルを後に市街地に繰り出してみることにした。

離島ターミナルを出ると沖縄らしい建物の飲食店が並ぶ道を歩きヤシの街路樹が植えられた沖縄本島の国際通りにも似た大通りを歩き中心市街地付近にあるユーグレナモールに行ってみた。飲食店や南国らしい土産店が軒を並べ市場もあるので、名物の八重山そばを食べたく物色するがどこがおすすめかわからないので路地をウロウロしていると、石垣島らしい古民家島料理店を見つけたので寄り込んでみることにした。店内に入ると少し薄暗いが、こ綺麗ないかにも南国らしい店で、メニューを見ると、お目当ての八重山そばがあったので迷わずオーダーする。まだ昼飯には少し早いのでお客さんもいなくすぐにお姉さんが持って来てくれた。味は薄めでラーメンとうどんの合いの子みたいなもので、沖縄のソーキそばにも似ていた。

腹も満たされたので、街をぶらぶらして夕飯を買いにJA市場に行ってみた。ここには沢山の地元産の野菜やフルーツがたくさん販売されていたのでパイナップルを１０個土産として宅配として送ることにしたが、２箱に分けなければ送れないとの事で自分で箱に詰め会計をしたが送料が高額なので驚いた。

気を取り直し、夕飯を探すので惣菜売り場に行き珍しい名前の惣菜を買いホテルに戻ることにしたが、現在地がわからずスマホナビに案内されなんとかホテルに到着する。