爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

沖縄・八重山諸島車中泊旅#24

遠征24日目 久米島・衝撃的光景

今朝も外からの話し声で目が覚める。やはり昨日と同じで管理棟前で井戸端会議が始まっていた。

今朝も天気はイマイチだが、島の天気は変わりやすく今晴れていたと思えば数十分後には雨が降って来たりと目まぐるしく天気が変わる。これも島ならではの現象なのか?

今日も暑くなりそうで朝なのに既に27度を超えていたが海風が吹き上がってくるので体感としてはそれほど暑く感じないが炎天下では灼熱地獄だ。

このキャンプ場は流し台がないので管理棟横の水場に行って釣り用のバケツに水を汲み炊事や洗い物に使用するので不便だが、何しろ無料なので贅沢は言っていられない。(笑

朝飯を食べ、島ガイドマップとネットを参考に今日の予定を立てる。島ガイドマップは大雑把なのでグーグルマップと併用して調べる。

キャンプ場の近くから調べて行くと、ヤジヤーガマと称するなんだかわからない場所があったので、早速行ってみることにした。

車のナビに入力すると久しぶりに場所が特定され出発。さとうきび畑の細い道をしばらく走ると、畑に中に小さな駐車場があり遊歩道が崖の方向に続いていた。駐車場や周囲には誰もいないので少しためらったが、怖いもの見たさで階段の降り口まで行くと、立て看板があり懐中電灯とヘルメットを着用と書いてあったので車に戻り釣り用のヘッドライトを探し使うことにした。木製の階段を崖下に降りて行くと、また立て看板があり事故があっても当局は一切関知しないと記してある。

この時は、なんの事かよくわからないまま洞窟の入り口まで来てしまった。(ガマとは沖縄の方言で洞窟の意味を指すらしい)

うっそうと生い茂る亜熱帯ジャングルの崖を降りると、ぽっかりと口を開けた幾つもの洞窟が見える。

一人ぼっちで不気味だが、踏み跡を辿り一番奥の洞窟に入る。

うっそうと亜熱帯植物が茂る崖にはあちらこちらに洞窟があり不気味な光景であったが踏み跡を頼りに一番奥の洞窟からヘッドライトをつけ入った。

足元のハブと天井から垂れ下がっている鍾乳石に注意しながら歩く

いきなり無数のコウモリの洗礼を受ける。湿気でメガネとカメラレンズが曇ってしまい、一瞬曇りガラス状になってしまった。奥に進むにつれ自分の足音が洞窟内に響いて薄気味悪くヘッドライトに照らし出される鍾乳石も不気味に光って見えた。踏み跡を頼りに歩いているのだが、ハブの脅威と天井から垂れ下がっている鍾乳石に注意しながら尚も歩くと、洞窟内が明るくなりさらに歩くとぽっかりと天井が崩れ落ち亜熱帯植物が茂る空間に出ることができ一瞬ホッとした。やはり、空が見えると安心したが、高さ1メートルほどの珊瑚で積み上げられた場所に無数の大きなツボが散乱して中には割れているものがありそこから頭蓋骨や足の骨が無数に転がっている光景が目に入った。一瞬バックしたが、入り口の立て看板に書いてあった遺跡とはこの事だったのかとわかった。

ぽっかりと天井が抜け落ちた最奥の空間

この場所で見てはならないものを見てしまった💀

気を取り直し、賽銭をあげ洞窟を出る。

参考 ガイド付き・複数人1人4400円、単独1人6600円 

やっと他界からシャバに戻って来られた。(笑

車に戻り、まだ時間的にも早いので島一周道路に出て少し走りキャンプ場とは反対側付近の古民家の塀に熱帯魚の家と小さく書かれた看板が車窓を通り過ぎたので即座にバックして入ってみた。

クネクネした狭い道を走り長い下り坂を降りると畑が広がり小さな立て看板を頼りに走って行くと海岸の防波堤に到着したが、駐車場もなくそれらしき場所も見当たらない。

防波堤まで歩いて行ってみると看板がありどうやらこの場所らしい。防波堤の切れ目から海岸に降りると珊瑚のリーフが広がり池状の水たまりがあちらこちらに点在していた。曇りだが気温が高いのでカメラを口に咥え小さな石を抱え潜ってみると、まるで竜宮城の入り口に来たような光景を見ることが出来た。

暇つぶしに熱帯魚の家に行ってみた

珊瑚礁内に取り残された池状の場所に潜ってみると・・・カラフルな小魚が沢山泳いでいた

まるで、竜宮城入り口のようだった

そろそろ帰ることにして、キャンプ場に戻りシャワーを浴び目の前の食堂で遅い昼飯を食べ今日の行動は終わった。

キャンプ場前の食堂

今日の昼飯は久米島そば、味は薄味で八重山そばとほとんど変わらない

明日は奥武島に行ってみる.