遠征15日目 石垣島・やいま村、バンナ公園
今朝は久しぶりの雨だ。眠ったい目をこすりながら無洗米に水を入れる。(笑
車中泊で一番大変なのが水の補給とゴミ処理だが、ここはキャンプ場なので水もゴミ出しも心配ないが、公園の駐車場や空き地で車中泊する時はこの二つが問題になってくる。以前はゴミはコンビニなどで処理できたが最近はほとんどの店でゴミ箱は出していないので捨てることができなくなってしまった。
そこで考えついたのが、地元の雑貨店を見つけゴミ袋を購入して店主にこの地区のごみ収集はいつですかと尋ねると教えてくれるので指定日にゴミを出すようにしている。また、水はコンビニやスーパーで2ℓ入りのペットボトルを数本買い炊事用と飲料用に使う。
このように工夫して今まで日本全国を5、6周徘徊して来た。
無洗米を使う理由はなんと云っても水の節約ができることに尽きるが、その代わりに水に浸す時間は最低でも1時間以上となる。
そんなことで、ふっくらご飯が炊き上がったところで、イカ入りのキムチ漬けをおかずにして食べる。これが最高に旨い。(笑
久しぶりの雨なので近くにあるヤシの葉も喜んでいるように見える。雨は降り続いているものの東の空がだいぶ明るくなり雨も小降りになってきた。元来じっとしているのは嫌いなタチなので雨が止むのを待って出掛けようとしている。(笑
石垣島は小さな島なので車で観光地を回っても1日もあれば回りきれてしまうが、既に1週間以上も徘徊しているので見て回る場所がなくなって来てしまった。そこで、せっかく石垣まで来ているのだから日本最西端の島に行くことにして空港に行ってみる。
キャンプ場から空港までは7、8キロで新石垣空港はさとうきび畑の中にあり入り口周辺にはレンタカー会社が沢山あり旅行客には大変便利な場所となっている。
すっかり天気は良くなってきた
空港前の有料駐車場に車を停めターミナルに入る。ターミナルに入ると右側にJALのカウンターがあったのでお姉さんに聞いてみた。二人の会話→(予約はしていないが与那国島に行きたいのですが明日の往復の便の空席はありますか(しばらく調べる)・お客様、あいにく満席ですが15時25分発で与那国到着が15時55分、復路は与那国発18時50分なら空席がございます・え〜、だって保安検査を入れればたったの滞在時間は2時間たらずですか〜・・・2時間あれば大丈夫ですよ・冗談じゃない2時間じゃあ高い金を払って飛行機に乗るんだからもったいないよー)とカウンターのお姉さんとの会話だった。(笑
与那国に就航している飛行機は30人乗りのプロペラ機でこの時期はマンタが見られるので予約も多くすぐ満席になるようだ。
ま・・・予約をしなかった自分が悪いのだからしょうがないと諦め、まだ徘徊したことのない島の南側を攻めてみたいと思い市街地方面に向かう。
市街地を通過して海沿いに出て北上していると、石垣やいま村の看板が目に入ったのでどんな村なのか行ってみることにした。
やいま村・お品書き
村内は南国らしい雰囲気
赤瓦屋根の八重山らしい古民家、この古民家は貸衣装もやっているらしい
園内の南側ではマングローブ林も見られ大きなカニが徘徊していた
暑さでヘロヘロになりレストランに避難、石垣牛のカツ丼で景気をつける
このやいま村は、海岸より内陸に少し入った場所にありテーマパークみたいな所だった。大きな駐車場に車を停め入村料1000両を支払い中に入る。ネーミングが村なので無料だと思って入ったら大金を払う羽目になってしまった。(笑
なけなしのお金を払ったので隅々まで見てきなければと思い意気込んで行ったが歳と暑さには勝てずウロウロ、ヨタヨタと徘徊した。昼飯時だったのでレストランに寄り昼飯を食べ、帰るのにはまだ早いので近くの県営バンナ公園に向かった。
流石、こちらは無料だったがあまりにも大きい公園なので歩いて回れず車に乗って回るのだが道が狭いのでヒヤヒヤだった。
園内には野生かどうかわからなかったが孔雀も飛び交っていた。これにはびっくりした。
公園はバンナ岳の中腹にあり数カ所の展望台が設けられ絶景が拝めた。
バンナ公園に入ると孔雀がお出迎え
見たこともない花があちらこちらで咲いている
なんて云う花だろう?
色違い
最後は石垣市街地と石垣港が望める「エメラルドの海をみる展望台」からの眺め
また雲行きが怪しくなり雨が降りそうになって来たので今日はこのへんでキャンプ場に戻ることにした。