爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

沖縄・八重山諸島車中泊旅 #18#19#20

遠征20日目 石垣島→沖縄本島

ホテル暮らし3日目、昨日航空会社からQRコードが送られて来たのでwebオンラインチェックインを済ませる。

今日は11時10分の便で沖縄本島に向かう予定なので、出発準備をして朝飯を食べシャワーを浴び9時にホテルをチェックアウトした。

貨物埠頭に向かうトラックが行き交う道路を市街地方面に向かい、朝のラッシュの余波が残る市街地を抜け反時計回りで北進、新石垣空港に到着する。

小さなアクシデントはあったものの、これでいつか自分の車で車中泊しながら八重山諸島を徘徊する夢がやっと叶った瞬間だ。

空港ロビーは、修学旅行の生徒たちで混雑していたが、保安検査も順調に通過でき出発ロビーで搭乗を待っていたが、貨物船で送った車は昨日の夕方沖縄に到着しているはずだが連絡が未だこない。

海運会社の受付のお姉さんは車が到着すれば電話連絡がありますとの事だったが、連絡がなく不安が走る。

ここまで来てしまえば飛行機に乗らないわけにはいかないので沖縄本島に向かう。港に車が到着していなければホテルを探し車の到着を待つしかないのだ。

飛行機は定刻に新石垣空港を離陸し、青い珊瑚礁の石垣島を離れ多良間島、宮古島と橋で繋がっている下地島上空を飛行し約1時間で那覇空港に着陸した。

青い珊瑚礁の石垣島を後に那覇空港に向かう

珊瑚礁に囲まれた多良間島上空

下地島空港上空

さて、ここからが大変で、那覇新港まで車を引き取りに行かなければならないのだ。まず那覇空港ターミナルで昼飯を食べ「ゆいレール」に乗り換え、県庁前駅で降りる。ここまではいいが、この先が難儀であった。スマホナビに案内を任せ、国際通りを横目で見て車通りの多い国道を突っ切り湾岸道路に出て北進する。

しばらく歩き、大きなアーチの橋の頂上付近からメールで指示された目標物が見えて来たが、歩き始め既に1時間以上経過していた。

炎天下汗をかきながら歩きつずけ、なんとか指定された那覇新港車ヤードに到着し金網越しから沢山の車が駐車しているヤード内を見るが相棒は見あたらない。

ぐるり回り込みヤード場内に入ると入り口付近に、オープンテントがあり短パンとアロハシャツ姿の日焼けした年配の係員らしき人が居たので聞いてみるとすぐに見つかった。

3日ぶりに相棒と再会、車を引き取り那覇市街地を南下、瀬長島入り口交差点付近に来ると渋滞に捕まり、ノロノロ運転が始まった。この交差点は、瀬長島にあるウミカジテラスに行く観光客でいつも混雑する場所である。

イライラするのを抑えて、なんとか渋滞を抜け大きな陸橋を渡ると今夜のP泊予定地道の駅・豊崎に到着。既に数台の車中泊車らしい車が駐車していた。観光案内所の隣にはJAの大きな販売所があったので覗きに行ってみると沢山の地元産の野菜や果物などが販売されていたので、青々した島バナナを購入して車に戻る。

道の駅・豊崎。トイレが綺麗で、広い駐車場も一晩中照明が点灯しているので安心

道の駅・豊崎のJA直売所で買った島バナナ

しばらくして観光案内所に暇つぶしで行ってみると杖をついたおじいちゃんに道を尋ねられたが地元でないのでわからないと返答した。しばらく老人と話をしていると、なんと92歳で東北から車で車中泊しながらここまで来たと云う、これには恐れいった。

そんなことで長い1日も終わりに近づいて来た。