爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

沖縄・八重山諸島車中泊旅#27#28(最終日)

遠征27日目 沖縄本島本部港→鹿児島新港

昨日は道の駅・ゆいゆい国頭を5時出発。薄暗い国道58号線を南下、交差点の両側にコンビニのある真喜屋交差点を右折西進、奥武島を縦断して古宇利島入り口を通過、今帰仁村に入り半島を回り込み本部フェリーターミナルに到着した。

ターミナルに到着したが、時間がまだ早いのでゲートが閉まっていたので、仕方なくUターンして瀬底大橋を渡り瀬底島に行き前回も来たことのある橋の袂の小さな駐車場で時間の来るのを待つ。

駐車場にはやはりフェリー待ちをしているのではないかと見受けられる軽自動車の夫婦が居た。暇つぶしをする事1時間あまり、フェリーターミナルに行ってみるとゲートが開いていたのでターミナルの表側に車を移動して受付に向かった。

本来の予約は、明日の予定だったが、天気予報を見たら荒れ模様だったので1日早め今朝乗船しようと思っているが果たして変更できるか不安だが、とりあえず聞いてみることにしている。

受付に行ったら乗船客は10数人でやはり瀬底島の駐車場に居た夫婦も順番待ちをしていた。

やっと受付が回って来たので、訳を話すと船はすでに那覇港を出港しているので車を乗せられるか連絡してみるとのことだった。

30分ほど待っていると乗船可能とのことだが2等大部屋とのことだった。2等寝台を予約していたのだが背に腹は変えられず、チケットを買い集合場所に急いだ。

まもなく大きな船体がゆっくり近付き接岸、乗船が始まった。係員の誘導で船内に入りフロントに行き大部屋から2等寝台に変更できないか聞いてみると可能だとのことだったので2100円を支払い客室に入った。

今日乗船するフェリーがゆっくり入港して来た

フロントには恐怖を予感させる掲示板があった

この先どんな光景が待っているか知る由もなく船はゆっくり本部港を離れる

左が瀬底島と瀬底大橋

港を出て瀬底島を回り込むと左舷に伊江島が見えて来た。島中央に見える山は、戦後米軍が水素爆弾の投下訓練の目標にした山らしい

なんとか船にも乗れ希望した部屋にも入ることができ一安心した。やがて船は静かに港を離れ瀬底島を回り込むようにして東シナ海に出ると左舷に独特の形をした伊江島が見えて来た。海はだんだんと白波が立ち船は揺れ始めて来た。毎度のことだが、この航路はいつも大揺れなので、先にシャワーを浴びてしまうことにした。シャワー室は小さな小部屋に仕切られ7、8箇所あるが船が揺れ出すとシャワーどこるではなくなってしまうので揺れが小さいうちに入ってしまうのが得策だ。

かくして、シャワーも入り大揺れに対応できる体制も取れたので昼飯を食べにレストランに行ってみることにした。

レストランは開店から30分ほどでオーダーストップになってしまうのでモタモタしていると昼飯にありつけなくなってしまう。オールセルフサービスで番号を呼ばれたら取りに行くシステムだ。昼飯を食べ部屋に戻り揺れに耐えながらゴロゴロしていると沖永良部港に入港するとのアナウンスが流れ時計を見ると14時30分だった。沖縄本部港を出港して5時間半が経過したことになる。本来は、最初の寄港地与論島に寄るはずだったが波が高過ぎて港に近づけなく欠航だそうであった。

5時間半航行してやっと沖永良部島に到着

港に入っている時は船も揺れず快適だったがやがて荷役も終わり港を出ると再び大揺れが襲ってくる。仰向けよりうつ伏せの方が楽で船の揺れに任せるのがいいような気がした。

しばらく揺れに任せていると船のエンジン音が小さくなりそれと同時に揺れも小さくなってきた。しばらくすると徳之島亀徳港に入港したとのアナウンスが流れた。時間は17時30分沖永良部から約3時間で徳之島に着いた。

沖永良部島からさらに揺られ徳之島亀徳港に接岸

ここでも慌ただしく荷役作業が行われ出港、次の寄港地は奄美大島名瀬港だが到着は22時ごろになるそうだ。レストランが開店との船内放送が流れたのでレストランに行くも揺れのためまともに歩けず、壁伝いに歩き夕飯を食べる。船は大揺れでも食欲は旺盛だ。(笑

揺れは一向に治る気配はなく相変わらずうつ伏せで揺れに耐えていると、知らず知らずに寝込んでしまい目が覚めると揺れもなく船のエンジン音が聞こえるだけだった。起き出しロビーに行き薄暗いデッキに出ると、左舷に大きな島(屋久島)と山影が見え、右舷には細長い平な島(種子島)が見えていた。

寝ている間にこんなに北上して来たんだと驚いたやらホッとしたやらで、やっと大揺れから解放され大海原を一筋の航跡を描きながら鹿児島新港に向け航行、やがて東の空が白みはじめる頃、遠くに鹿児島開聞岳の山影がうっすらと見えて来た。

左舷に鹿児島・開聞岳が見えて来た

定刻8時半少し前に鹿児島新港に接岸した。

28日間の沖縄・八重山諸島遠征もフィナーレとなった。関東まであと1500キロほどあるが高速を乗り継ぎ、2日も走れば我が家に着くだろう。

               

参考 遠征費用

往路

自宅→高速(4540円)横須賀→東京九州フェリー(ステートS1人部屋・車も含む41000円)→新門司港→九州自動車道(1090円)→福岡都市高速(630円)→博多港有料駐車場(1000円)→車・博多港から貨物線→石垣港(72600円)→自分はJR香椎駅→JR博多駅(230円)→市営地下鉄空港線(260円)→LCCピーチAir(7500円)→石垣空港から市街地までバス(540円)→ホテル東横イン1泊シングル8000円X4泊・32000円)→竹富島(船・往復1700円)→波照間島(船・往復8750円レンタカー1日5000円)伊野田オートキャンプ場使用料(1泊400円X9泊3600円)やいま村入村料(1000円)サビチ洞窟入場料(1200円)

復路

ホテル東横イン(ツイン1泊10000円X3泊・30000円)→那覇新港までの車搬送代(45000円)→空港までの送迎バス(540円)→ANA那覇空港(8490円)→ゆいレール空港から県庁前駅(270円)→久米島フェリー(往復35000円)→沖縄本島本部港→鹿児島新港(76260円)→高速道路(鹿児島ICから自宅周辺のICまで27470円ETC深夜割引も含む)

ガソリン代・走行距離3328キロ(47147円)

食費・(73751円)  *水色はこれから走る高速と食費も増えるので暫定金額

合計526,568円

次回遠征はGW明けに北の大地を目指す予定