昨日は12時15分発のフェリーで利尻島鴛泊港から礼文島香深港まで渡ったが強風と高波で船は大揺れだった。わずか45分の乗船だったが船を降りてもまだ揺れている感じがした。
花の浮島・礼文島に上陸
それにしても昨日は昼頃でも気温は2度前後で体感はもっと寒く感じた。しかし今日は幾分暖かく、徘徊する気分になって来た。(笑
昨夜のP泊地は礼文島香深港から海岸線を北に走り海沿いにあるトンネル脇の駐車場で、道を隔ててすぐ目の前は海なので、もろに海風を受け車は海水の飛沫でびしょびしょになってしまった。
今朝になってみるとフロントガラスが海水の飛沫でマダラ模様になっていたのでペットボトルの水で洗い流し徘徊に出発する。
礼文島は島1周することは出来ないので、まずは取って置きの最北端の漁港に行ってみることにした。
なぜ、取って置きかと云うと前回来た時に大釣れした場所だからだ。よく言われる「柳の下にドジョウ」と言われるが、それも試してみなければならない。(笑
しばらく海岸線を走るとその目的地に到着した。出来るだけ防波堤の近くまで車を持って行き防波堤まで歩く。爺さんなのですぐ疲れてしまうからだ。(爆
防波堤に立つとすぐ先にトド島が見え少し風はあるものの絶好な釣り日和だ。しかし、天気はいいものの気温は低くジャンパーを着ていないと寒い。
1投目、2投目と投げていると、いきなり大きな当たりが来てラインが出て行く、慌ててドラグを締め(リールの糸が巻いてあるドラムのブレーキを強くし糸が出て行かないようにする)寄せるがなかなか寄ってきない。岩に潜られれば一巻の終わりなので出来るだけ素早く海面に浮かせる必要がある。
なんとか浮いてくれたのでゆっくりと寄せ、テトラポットから防波堤に移す。やはり、柳の下にドジョウはいた。(笑
まあまあのサイズのアイナメが釣れた。右奥に見える島は日本最北端のトド島
礼文島でも釣れることが確認できたので後で釣りはゆっくりすることにして、とりあえず島を徘徊してみることにした。
漁港を後に急な坂道を上り詰めると礼文島最北端の地に到着、駐車場には小さな売店がありその先に行くと日本最北端の民宿が崖下に見え岬先端広場に立つ。すぐ目の前にトド島が見え遥か先はロシア連邦となる。
日本最北端・スコトン岬
最北端展望広場、崖下に最北端の民宿
風が強いのですぐ撤退して少し戻り、礼文島と云えばあの有名なレブンアツモリソウが咲く場所前を覗き込んだが、流石にまだ早く葉っぱだけだったのですぐ先の、澄海岬に行ってみた。まさしく字の通りで海は真っ青で空の色が映り込んでいるようだった。
澄海岬
久しぶりの澄海岬だが、遊歩道も整備されずいぶんと変わっていた。
来た道を戻り、香深市街地を通過して最南端に行く。
香深市街地、フェリーターミナルもすぐ先にある。コンビニは1軒存在していた(笑
日帰り温泉施設はこの通りの1本先の通りで海沿いにある(日帰り600円 午後0時〜 無休)
どれが地蔵岩だかわからないが最南端に来た
最南端から少し戻り小高い丘に登って行くと、映画・北のカナリアのロケセットがそのまま残り海を隔てて遠く利尻富士が見える
桃台・猫台展望台から右下に猫岩が見える
桃台・猫台展望台から後ろを振り向くと桃岩が見える
そんなことで、大急ぎで主だった観光地を巡ってみた。
明日は、礼文島の最高峰礼文岳に登ってみようと思っている。