やはり八甲田の夜は冷え込んだがFFヒーターのおかげで快適に爆睡できた。
朝、寒すぎで用足しに行くのに長袖を重ね着して屋外に出る有様だった。
辺りは雪だらけで木々も陽の当たる場所だけが若葉を出しているだけで、春の訪れは少し先のようだ。
今朝は朝飯の準備はやめて買い置きしてあった食パンにハムを挟んで朝飯を食べ温泉が開くのを待ち、手拭いを首に巻いて目の前の猿倉温泉本館に行って受付を済ませ温泉に入った。
新館もあるがやはり本館が風情があっていい(日帰り500円・9時〜 日帰りは土日祭日のみ)
内湯
内湯から外に出て、まだ雪の残った崖下の露天風呂に浸かる
寒いので頭だけ出しゆっくり温まる
温泉を出てまだポカポカとした体で板張りの風情ある廊下をギシギシと音をたて歩いて外に出ると冷気がいきなり襲ってくるが温泉で温まっているせいか気持ちよく感じた。
硫黄臭漂う猿倉温泉を後に峠道を越え下って行くと、左側に大きな駐車場がありカーブを回り込むと、豪雪で有名な酸ヶ湯温泉の重厚な建物が見えてきたがそのまま素通りして峠道を降り津軽平野に出る。
リンゴの花が満開な津軽平野を北上、再び青森市街地に入り国道4号線を東進、青森湾を左に見て走ると前方にホテル群が見えて来た。やがて道の駅・浅虫温泉に到着したが、駐車場は満車状態だったので道の駅の反対側にある海釣り公園に車を停め歩道橋を渡り道の駅に行ってみた。
浅虫温泉
右側の大きな建物の一角が日帰り温泉施設(日帰り360円 7時〜)
駅舎も大きなビルの一角にあり温泉も併設していたが朝、猿倉温泉で露天風呂に入って来たので見るだけとして売店を覗き込んで車に戻った。
再び国道4号線に戻り夏泊崎の付け根あたりを通過し、野辺地市街地を通り抜け下北半島を北上する。少し走ると高規格道路入り口に差し掛かるが海岸寄りの道を選択してゆっくりと北上、民家も少なくなり陸奥湾と並走しているようでどこまで行ってもあまり変わらない景色が続く。
しばらく走ると道の駅・よこはまに到着。
道の駅・よこはま
今夜はこの道の駅でP泊させてもらう事にした。
明日は下北半島をぐるりと徘徊する予定。