爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

南国・車中泊の旅 #5

昨夜車中泊した道端の公園は夜になると車の通りも少なくなり網戸にすると風が入り涼しく昼間とはだいぶ違った。夜8時ごろになり予約しておいたフェリー会社からショートメールが入り予約したフェリーは荒天のため奄美大島から那覇港直通との連絡だった。

え〜・・と思ったが、那覇まで行けるのならいいやと思い寝る事にした。(本来は鹿児島新港→奄美大島→徳之島→沖永良部島→与論島→沖縄本島本部港→那覇港)

フェリーは明朝5時50分発なので名瀬港までの距離を考え4時に起きればと思い4時にスマホ目覚ましをセットしてシュラフにもぐる。

今朝スマホアラームで起こされ外に出てみるとまだ暗く風が強くなってきた。昨日コンビニで買っておいた菓子パンを食べ港に向かう。

フェリーターミナル前の道の反対側に駐車場があったので車を停めまだ夜明け前のターミナルに行ってみると照明はついているが受付はカーテンが閉まり誰もいなく掲示板に本日は荒天のため那覇港直通となりますと書いてあった。

5時になり受付は開いたが乗船客は誰もいなく自分一人のようだ。

嫌な予感がしたが乗るしかないので受付を済ませ指定された場所に車を移動させ待機していると係員が来て車を誘導してくれ乗船となった。

奄美大島から沖縄までは朝乗船すれば夕方到着するので2等大部屋を予約したので客室フロアーの大部屋に入るとビックリ・・乗船客は誰もいない❗️

まさに貸切だ・・?

2等大部屋は乗船客は誰もいない。嫌な予感・・・

誰もいないのはいいが、この後訪れる展開が恐ろしい・・・

フェリーは定刻5時50分に名瀬港を出港、外はまだ薄暗いが港の赤と緑の標識灯を過ぎ東シナ海に出ると大きなフェリーは縦に大きく揺れ出し立っていることもままならず、仰向けになって寝ていたが天井がぐるぐる回るようでうつ伏せになり寝ていた。

やはり海運会社のメールの連絡は当たっていた。

身動きが取れずうつ伏せ状態でいると知らず知らずに寝てしまい船内放送で目が覚めた。昼飯の準備ができたのでレストランが開店しますとの事だった。ただし。オーダーは30分間の限定との事だった。

しかし、この揺れで昼飯など食えるかと思ったが、背に腹は変えられず壁につかまり立ち上がり壁伝いに通路を歩きレストランに向かう。

レストランに行ってみると数人の作業員らしき人が居ただけでガラガラだった。メニューも3品限定との事だった。

ラーメンもあったが、汁物は溢れる恐れがあるので牛丼にした

なんとか昼飯も食べ壁伝いに部屋に戻り揺れに任せていると幾分揺れも小さくなったのでデッキに出てみると依然と白波は立っているが左舷に沖縄本島、右舷に伊江島が見えて来た。

沖縄本島・美ら海水族館沖付近だろうか・・(左舷より

独特の形の伊江島 (右舷 今にも雨が降りそうな空模様だ

沖縄本島付近まで来ると揺れもだいぶ治り午後4時に無事那覇港に接岸した。

正常に航行すれば午後7時の到着となるはずだったが直行便になったので3時間早く那覇港に到着した事になる。

那覇港に入港・姉妹船が停泊、那覇港まで来ると夏空になった

那覇港に着いたが、予定では沖縄本部港で下船して、今帰仁村にある運天港から伊平屋島に行く事にしていたので、北上しなければならない。

混雑している那覇市街地を抜け、国道58号線に入り北上を開始する。夕方なので沖縄では数少ない読谷村にある銭湯で汗を流し今夜の車中泊場所、道の駅・かでなに移動する事にした。

沖縄では数少ない銭湯

道の駅・かでな(三階デッキからは、米軍嘉手納基地の滑走路が一望できる

スコールみたいな突然の雨が降ってきたが、今夜の車中泊場所、道の駅・かでなに到着した。

 

 

明日は、さらに北上して今帰仁村・運天港から伊平屋島に渡りたいと思っている。