爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

八重山諸島・14日間まとめ 

八重山諸島石垣島竹富島波照間島

レンタカーキャンパーも多い石垣島伊野田オートキャンプ場(1泊400円)シャワーあり

南国情緒たっぷりなキャンプサイト

北部・サビチ鍾乳洞(1250円)

北部・玉取崎展望台

北部・明石ビーチ

北部西海岸・平久保ビーチ、地元民が一押しのビーチ

知る人ぞ知る・平久保ビーチ(太平洋側)

石垣島最北端・平久保崎灯台沖縄本島まで411キロ

米原八重山ヤシ群落

テーマパーク・やいま村(入村料1000円)貸衣装あり

川平湾グラスボート乗り場(乗船料金1300円)

川平湾グラスボート乗り場対岸のビーチ

竹富島水牛車(3000円・25分〜30分)三線の音色が八重山らしい

珊瑚の石垣(竹富島中心部)・静かに時間が流れる・歩いて周るのがおすすめ

竹富島コンドイ浜、沖に真っ白な砂浜がある

日本最南端・波照間島石垣島から船で約1時間・往復8450円・飛行機14000円)

波照間島・ニシ浜

波照間島・集落内

竹富島コンドイ浜

波照間島・ニシ浜

2日後沖縄本島に渡る

沖縄・八重山諸島車中泊旅# 17

遠征17日目・石垣島

朝8時、皆に見送られながら10日間お世話になった伊野田オートキャンプ場を後にする。

9時から開運会社の受付が始まるので貨物埠頭にある海運会社に急いだ。

往路の時に車を引き取った海運会社なので行き方はわかっているがそれでも迷路のような道を走りようやく海運会社に到着した。

貨物船の海運会社に到着、車を預ける。右から2台目

海運会社前では沢山のトラックが路上駐車して受付を待っていたので列に並んで受付を待つ。

数日前に海運会社代理店からのメールで予約確認証明書が送られて来たのでコンビニで印刷し受付に提出し、車のキーを渡し預け入れが完了した。

海運会社代理店からメールで送られてきた予約確認証明書

あとは、運を天に任せ無事予定通り那覇新港まで車が到着してくれる事を祈るばかりだ。

昼飯には少し早いが、混雑しないうちに旧石垣港ターミナル2階にある食堂に行ってみる。

この場所は、石垣島についた時に宿泊したホテル東横インの目の前なので、前回数回利用しているので勝手はわかっていたのでいつも食べていたマグロ漬け丼定食を注文した。これが人気があると見えてすぐ完売になってしまうがまだ時間が早いので注文できた。(笑

ホテルは目の前にあるが、非会員なのでチェックインは16時から(会員は15時)なのでホテルの南隣にあるマリーナに行って暇つぶしをすることにした。この付近は石垣島に来て車を待つ間4日間ホテル暮らしをしている時に徘徊していたので状況がわかっていたので歩いて向かった。

曇りだが蒸し暑くスマホ温度計では29度、自販機でペットボトルの水を買い、日干しにならないように水分補給する。(笑

マリーナを通り過ぎ岸壁に行ってみると、海保の巡視船が10数隻エンジンをかけたまま停泊している。ここはC国との関係で尖閣諸島の警備を担当している巡視船の母港らしいので、調べてみると石垣島から北方170キロの場所に尖閣諸島があるらしい。

真っ白な船体に3本の青の斜線が入った巡視船を見てからマリーナ内を通りホテルのロビーでチェックインを待つ。

部屋はシングル禁煙を希望したが満室で仕方なくツイン禁煙を予約した。金額はシングルが一泊8000円、ツインが10000円だ。石垣に来た時もこのホテルだったが宿泊サイトで予約したので7階の海側であったが、今回は前回宿泊した時に直接フロントで予約したのでどんな場所の部屋なのかと期待したが、裏側の部屋で窓を開けると水道局の事務所が見えるだけだった。やはり宿泊サイト会社は条件の良い部屋を押さえてしまうのだろうか?

ま・・・寝るだけでいいので贅沢も言っていられない。

東横イン石垣7階から見た石垣港ターミナルビル、この2階左側にメニューが豊富なおすすめの大衆食堂がある。11時半開店だが12時になると近くの港湾関係の職員で混雑する。要注意❗️

赤丸が車を預けた海運会社、黄色丸が3日間宿泊するホテル、緑丸が車を積み込む貨物船埠頭

そんなこんなでホテルに落ち着けたが、あと2日間退屈なホテルで暇つぶしをしなくてはならない。

 

 

沖縄・八重山諸島車中泊旅#16

遠征16日目 石垣島・伊野田オートキャンプ場

今日も無事朝を迎えることができた。(笑 

朝7時半曇りだが気温はすでに24度、湿度95パーセントと蒸し暑い1日が始まった。

以前は土日になると地元キャンパーが沢山利用していたが、暑いせいか今週はチラホラテントの花が咲いているだけで静かな朝を迎えた。

朝飯の準備をしているとキャンプ場前の沖から着陸する1番機の音が聞こえてくる。

朝飯を食べいつもの管理棟前で朝のコーヒーを飲みながらの井戸端会議が始まる。話の中で自分と数人が明日キャンプ場を去るので昼過ぎに全員集まり送別会を行うことになった。

そんなことで、今日はキャンプ場でゆっくりして明朝キャンプ場を出て貨物船に車を預け3日間のホテル暮らしが始まる予定だ。

ゆっくり時が流れるキャンプ場のヤシの木陰に椅子を出し南国の一時を楽しむ。

昼時になり、誰とはなしに食材を持ち寄り広場に集まり管理人も加わりBBQが始まった。

身の上話や、これからの生き方、今まで歩んで来た話などに花が咲き、酒も進む。最後に全員で記念写真を撮り、再開を誓い合いお開きとなった。

参加メンパー・左から長崎県・埼玉県・管理人・埼玉県・東京・京都・自分

車に戻り明朝、車を海運会社に預けなければならないので、車内の荷物を片付け最小限の荷物をザックに詰め冷蔵庫内を空にして電源を切る。

冷蔵庫内の残り物を処分する

海運会社には予約を入れてあるが、航空券の予約を忘れてしまったので、急いでフライト時刻を調べネットで予約を入れる。3日後のANA沖縄行きだが残り2席だけとなっていたが、ラッキーなことに窓側が空いていたので、すぐに予約を入れた。これでなんとか石垣島を脱出できそうだ。

石垣島に来た時もそうだったが、海が荒れないことを願い那覇新港に車が無事到着してくれる事を祈るばかりだ。

 

沖縄・八重山諸島車中泊旅#15

遠征15日目 石垣島・やいま村、バンナ公園

今朝は久しぶりの雨だ。眠ったい目をこすりながら無洗米に水を入れる。(笑

車中泊で一番大変なのが水の補給とゴミ処理だが、ここはキャンプ場なので水もゴミ出しも心配ないが、公園の駐車場や空き地で車中泊する時はこの二つが問題になってくる。以前はゴミはコンビニなどで処理できたが最近はほとんどの店でゴミ箱は出していないので捨てることができなくなってしまった。

そこで考えついたのが、地元の雑貨店を見つけゴミ袋を購入して店主にこの地区のごみ収集はいつですかと尋ねると教えてくれるので指定日にゴミを出すようにしている。また、水はコンビニやスーパーで2ℓ入りのペットボトルを数本買い炊事用と飲料用に使う。

このように工夫して今まで日本全国を5、6周徘徊して来た。

無洗米を使う理由はなんと云っても水の節約ができることに尽きるが、その代わりに水に浸す時間は最低でも1時間以上となる。

そんなことで、ふっくらご飯が炊き上がったところで、イカ入りのキムチ漬けをおかずにして食べる。これが最高に旨い。(笑

久しぶりの雨なので近くにあるヤシの葉も喜んでいるように見える。雨は降り続いているものの東の空がだいぶ明るくなり雨も小降りになってきた。元来じっとしているのは嫌いなタチなので雨が止むのを待って出掛けようとしている。(笑

石垣島は小さな島なので車で観光地を回っても1日もあれば回りきれてしまうが、既に1週間以上も徘徊しているので見て回る場所がなくなって来てしまった。そこで、せっかく石垣まで来ているのだから日本最西端の島に行くことにして空港に行ってみる。

キャンプ場から空港までは7、8キロで新石垣空港さとうきび畑の中にあり入り口周辺にはレンタカー会社が沢山あり旅行客には大変便利な場所となっている。

すっかり天気は良くなってきた

空港前の有料駐車場に車を停めターミナルに入る。ターミナルに入ると右側にJALのカウンターがあったのでお姉さんに聞いてみた。二人の会話→(予約はしていないが与那国島に行きたいのですが明日の往復の便の空席はありますか(しばらく調べる)お客様、あいにく満席ですが15時25分発で与那国到着が15時55分、復路は与那国発18時50分なら空席がございまえ〜、だって保安検査を入れればたったの滞在時間は2時間たらずですか〜・・・2時間あれば大丈夫ですよ・冗談じゃない2時間じゃあ高い金を払って飛行機に乗るんだからもったいないよー)とカウンターのお姉さんとの会話だった。(笑

与那国に就航している飛行機は30人乗りのプロペラ機でこの時期はマンタが見られるので予約も多くすぐ満席になるようだ。

ま・・・予約をしなかった自分が悪いのだからしょうがないと諦め、まだ徘徊したことのない島の南側を攻めてみたいと思い市街地方面に向かう。

市街地を通過して海沿いに出て北上していると、石垣やいま村の看板が目に入ったのでどんな村なのか行ってみることにした。

やいま村・お品書き

村内は南国らしい雰囲気

赤瓦屋根の八重山らしい古民家、この古民家は貸衣装もやっているらしい

園内の南側ではマングローブ林も見られ大きなカニが徘徊していた

暑さでヘロヘロになりレストランに避難、石垣牛のカツ丼で景気をつける

このやいま村は、海岸より内陸に少し入った場所にありテーマパークみたいな所だった。大きな駐車場に車を停め入村料1000両を支払い中に入る。ネーミングが村なので無料だと思って入ったら大金を払う羽目になってしまった。(笑

なけなしのお金を払ったので隅々まで見てきなければと思い意気込んで行ったが歳と暑さには勝てずウロウロ、ヨタヨタと徘徊した。昼飯時だったのでレストランに寄り昼飯を食べ、帰るのにはまだ早いので近くの県営バンナ公園に向かった。

流石、こちらは無料だったがあまりにも大きい公園なので歩いて回れず車に乗って回るのだが道が狭いのでヒヤヒヤだった。

園内には野生かどうかわからなかったが孔雀も飛び交っていた。これにはびっくりした。

公園はバンナ岳の中腹にあり数カ所の展望台が設けられ絶景が拝めた。

バンナ公園に入ると孔雀がお出迎え

見たこともない花があちらこちらで咲いている

なんて云う花だろう?

色違い

最後は石垣市街地と石垣港が望める「エメラルドの海をみる展望台」からの眺め

また雲行きが怪しくなり雨が降りそうになって来たので今日はこのへんでキャンプ場に戻ることにした。

沖縄・八重山諸島車中泊旅 #14

遠征14日目 石垣島・川平湾

今朝は久しぶりの曇り空だが気温は高く朝から蚊が活発に飛んでいる。

石垣島では開拓当時マラリアが流行していたらしくその媒介原因が蚊だったそうなので蚊を見ると後退りしそうな存在だが今では強い武器があり、早速渦巻きに点火するといつしかいなくなってしまった。

邪魔者がいなくなったところで、今朝の朝飯はうどんにして準備開始。

石垣島に来て街で買った讃岐うどん

やはり、八重山そばよりも讃岐うどんの方が食い慣れているせいかホッとする味だ。後片付けも終わり今日の予定を立てるが、空を見上げると曇りなので、たまにはキャンプ場でゆっくりするのもいいかなと思い、折りたたみ椅子を出し暇つぶしに色鉛筆で花を描いてみることにした。

キャンプ場に咲くハイビスカスを色鉛筆で描いてみた

日差しはなくも湿度があって蒸し暑いが海から吹いて来る風が心地よく暑い割には過ごしやすい。1時間ほど暇つぶしをしていると、雲の切れ間から青空がのぞき出し一気に暑くなってきた。

まだ時間は10時少し回ったばかりなので、島の西側にある八重山ヤシの群落に行ってみることにした。

結局は、今日も徘徊に出ることになった。(笑

山を越え西海岸に出ると太平洋を右手に見て走ると、米原地区に入り休止になっている米原キャンプ場前を左折東進すると八重山ヤシ群落駐車場に到着する。

八重山ヤシ群落

2、30台駐車できるだろうか大きな駐車場があり売店もある。

見学は無料で石段を登ると、よく整備された遊歩道になり、左右は数十メートルもありそうなヤシの木が密集している。100メートルほど遊歩道を登って行くと歩道は終点となりあたり一面ヤシの木で覆われていた。

駐車場に戻り時間もあるので、すぐ近くの米原ビーチを覗くことにして車を走らせる。ガイドブックでは真っ白なビーチと謳(うた)われていたが、行って見るとゴミなどが散乱して話ほどではなかった。

米原ビーチを後にせっかくここまで来たのだからあの有名な川平湾に行ってみることにする。川平湾沿いをぐるりと時計回りに迂回、しばらく走ると大きな有料駐車場がある、ここが有名な川平湾グラスボート乗り場だ。数十年前に来た時は舗装もしていない小さな空き地に車を停めグラスボートに乗った記憶があるが、ずいぶんと変わってしまった。

せっかく来たのだから駐車場に車を停め歩いてグラスボート乗り場まで行ってみた。当たり前だが記憶に残っている風景と変わりはなかった。

朝は曇りだったが急に晴天になりスマホの温度計も28度を表示していた。駐車場に戻る途中暑いのでアイスクリーム屋さんで、ゴーヤソフトクリームを買ってみたが微かに苦味がある程度で普通のソフトクリームと変わりなかった。

駐車場を出て、来た道を戻っていると川平湾展望台の看板が目に止まりUターンして行ってみると眼下に先ほど行った川平湾グラスボート乗り場が遠くに見えた。しばらく見学していると展望台脇の細い道を屋根にサップの板を乗せた車が数台降りて行ったので、もしかすると川平湾まで行けるのではないかと思い後を追う。

舗装はしてあるものの細い道を降りて行くとやがて未舗装道路になり防風林に繋がっていた。林の中はよく整備され砂地だが硬く引き締まり車が入っても大丈夫そうなのでビーチ近くまで入って行った。

車は林の中に停め歩いて防風林を抜けると真っ白なビーチに出られ対岸に先ほど行ったグラスボート乗り場が見えた。

川平湾グラスボート乗り場対岸のビーチから

正面が川平湾グラスボート乗り場

沖縄・八重山諸島車中泊旅 #13

遠征13日目(石垣島波照間島

今日も晴天、朝から気温27度ヤシの木陰に入り朝飯を食べ出発準備をする。

目指すは日本最南端・波照間島。昨日は地震小浜島に行けなかったが今日は予約してある波照間島に行ってみる。船は8時出港、約1時間50分で波照間島に到着予定。

天気が良すぎるので半袖で行きたいところだが、長袖に着替え出発、暑いのでエアコンのスイッチをONにし吸い込まれるような青空と南国の日差しを浴びながら離島ターミナルに急ぐ。キャンプ場から20分くらいでターミナルに到着するのだが、前に地元の軽トラがゆっくり走っていてなかなかスピードが出せない。どこかで曲がるだろうと期待して後を走っていたが、一向に曲がる気配はなくとうとう離島ターミナルまで一緒に走ってしまった。おかげで普段の倍の40分かかってしまった。ターミナル前の有料駐車場に入れようとしたが、満車の表示があり少し離れた駐車場に停め歩いてターミナルに急いだ。

離島ターミナル内は相変わらず混雑してるが、チケットを受け取り乗船する。比較的揺れの少ない最後尾に乗ろうとしたが既に満席で、逆に揺れの大きい前列しか空席はなかった。ほぼ満席の高速船は定刻8時に出港。

海上は波もなく穏やかで真っ青な海と空・境目がわからないほどの好天に恵まれ1本のまっすぐな航跡を描きながら西表島沖を順調に航行、西表島沖から南下ししばらくすると船は大きく揺れまるで木の葉のように前後左右に揺れだし自然と足に力が入った。

しばらく揺れに任せていると波照間島に接岸ホッとする。港に降り立つとレンタカー会社や民宿の人が看板を持って客引きをしていた。東京では違反なのにね・・・(笑

竹富島とは違い大きい島なので歩くわけにはいかないので、自転車、バイク、レンタカーの3択から選ばなければならない。結局レンタカーを借りることにし軽自動車を選択、交渉を開始。半日3500円、1日5000円(燃料込み)とのことなので1日借りることにして商談成立、レンタカー会社に送ってもらい手続きをして島の観光ガイド地図を借り徘徊開始。

だが、ナビなしの車なので渡された地図を頼りに走るしかないのでスマホナビを頼りに走ることにした。

借りた地図によると島は1周できるが道は海岸線からずいぶん内陸を走っているので海岸に出る場合は細い道を走らなければならない。

まずは、島1周をしてみた感想だが、この島の観光地といっても波照間ブルーの海と内陸に集落があるだけでこれといって観光地はない。

波照間ブルーと真っ白なビーチ(ニシ浜)

日本最南端の碑

日本最南端の碑よりもさらに南の岩場から波照間ブルーな海を覗く

また、集落は島中央付近に集中しており、珊瑚で積み上げられた石垣とシーサーが乗った家々が建ち並び、集落内は竹富島の観光地化されたそれとは違い、素朴だがこの雰囲気もいいと思った。また、島民側からすれば、多くの観光客が来て観光地化されるのもどうかと思っているのかもしれないので、最果ての南の島は観光地化されずにこのままの姿で後世に残して欲しいと思う。

観光地化されていない集落中心部を歩く

少し人家から外れると亜熱帯ジャングルが広がる

リュウキュウアサギマダラも飛んでいた

地図に載っていたおすすめの場所数カ所を見て周り昼飯時期になったので何処か食べられる場所はないかと探すと、食堂はあるがほとんど休みだった。仕方なくレンタカー会社の係員が教えてくれた船着場の待合所に行ってみると、一角に食堂があったがメニューは八重山そばのみだった。背に腹は変えられず、注文するとこれが意外と旨く病みつきになりそうな味で、今まで食べた八重山そばはなんだったんだろうと思うくらいだ。(笑

病みつきになりそうな八重山そば

店員に聞いてみたら平日はほとんどの食堂は休みで開けているのはここだけとのことだった。

腹も満たされたので一休みしてから再度島を1周してレンタカーを返し港に送ってもらった。

この島観光は、波照間ブルーと真っ白なビーチが観光のメインであるが、それ以上にこの島に来る価値は、なんと云っても日本最南端に来たと云う満足感だろう。

沖縄・八重山諸島車中泊旅 #12

遠征12日目(石垣島

毎日夜は9時ごろ寝てしまうので、朝も早く目が覚めてしまう。歳のせいだろうか?(笑

今朝も5時に目が覚めてしまい、外に出て空を見上げると星空で今日も天気が良さそうだ。

夜明けは、7時過ぎなのでシュラフに潜り込みラジオを聴いているといつの間にか寝込んでしまい起きたのは6時過ぎになってしまったので、急いで出発の準備をして昨夕作って置いた握り飯をチンして口に頬張りながら出発する。

うん・・・なんでそんなに慌てているのかって?・・今日は小浜島に行くため9時10分発の船に乗るためだ。

離島ターミナルには7時ごろ着いたが、前の駐車場は満車なので少し離れた駐車場に停め歩いてターミナルに向かう。

今日の離島ターミナルは団体客が多くごった返していたがチケットは購入できた。しばらく乗船を待っていると、横揺れがあり、お・・・地震だと思ったが揺れも小さいのでそのまま待っていると、聴きなれない音があっちこっちで一斉に鳴り始め携帯を見ると津波警報の知らせだった。

ターミナル内は一瞬何が起きたかわからない状態だったが、パニックにはならず、ターミナル職員の誘導で外に出る。

揺れが小さかったせいか皆落ち着いて行動し高台のホテルに避難したが、携帯を見ると津波の予想到達時間は30分後とのことで、駐車場に戻り車に乗り市街地を抜け近くのバンナ公園に入り高台の展望台に避難した。

多分、今日は船は出ないので後日チケットの払い戻しに行くことにして、予定を変更、公園を出て内陸に向かう。

海がダメなら山にして、沖縄県最高峰の於茂登岳(おもと)に登ることにした。

標高は526と高くはないが亜熱帯の山なのでハブなどが心配だが、遭遇しないことを願って登ってみる。

さとうきび畑の続く道を北進すると於茂登岳登山口の案内板があり細い道路に入り山の中に入って行くと、途中から道は分岐し未舗装道路に入る。

亜熱帯植物が生い茂る林道を登山口を目指して走る

しばらく走ると、うっそうと茂った亜熱帯の森に朽ち果てそうな看板があるだけの登山口に到着。

不気味な登山口

早速、準備をして登山開始。登り初めてすぐの場所に滝の案内板があり水音が聞こえてきたがそのまま登り続ける。

原始の森に分け入って登って行く

意外とよく整備された登山道が続く

登山途中、恐竜に遭遇(笑

思ったほどきつい登山道ではないが、ハブや寄生虫に注意しながら登って行くと、登山道は分岐し案内板に従って左に曲がり自分の背の2倍ほどある笹藪の中を歩くと大きな丸いレーダードームが見えさらに進むとやがて山頂に到着。山頂と云っても見晴らしが悪く一面笹で覆われ視界は効かないが、大きな石があるので登ってみると展望が開け川平湾も遠望できた。

山頂に到着したが笹藪で視界がゼロ、石の上に登と視界が開けた

霧の彼方に川平湾が見えた

登山開始から山頂まで、休まず登って約40分、下山にも40分ほどかかった。

登山口に戻ると、車が数台ありナンバーを見るとレンタカーだった。年輩のおばちゃん達のグループで神奈川県から来たらしい。