爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

北海道・車中泊遠征 10日目(大間→函館)

今朝は雨音で目が覚める。

時計を見るとまだ4時半だったが7時発のフェリーに乗らなければならないので起き出しカーテン越しに津軽海峡方面を見ると北海道の明かりがすぐそこにあるように見える。

眠気覚ましにコーヒーを飲み昨夕の夕飯の残り物をチンして食べて出発した。

ナビで大間港までは35キロ弱なので1時間もすれば到着するだろうと甘い考えで走っていたら後ろから消防車、救急車に追い越されしばらくするとパトカーにも追い越された。

いやな予感がしたがしばらく走って行くと霞んだ雨の中にハザードランプを点灯した車が見えたのでスピードを落とし近づいて行くと予想していた通り交通事故だった。

怪我人がいたらしく救急車はすぐにサイレンを鳴らしUターンして行ってしまったが後の事故処理に時間がかかり3、40分のロスタイムになってしまった。余裕をみて出発したのが正解だった。

受付を済ませ滑り込みセーフで7時発の函館行きフェリーに乗船することが出来た。

今朝は風が強く船は少し揺れたが約90分の航海で津軽海峡を横断して函館港に入港した。

時間を見ると9時少し前なのでまずは、元町公園前の有料駐車場に向かう。車を停め歩いて領事館や教会を見て周り函館湾に浮かぶ緑の島に移動、(9時〜20時まで開門)島内は緑地公園や板張りの遊歩道、トイレなどがありすぐ目の前には函館煉瓦倉庫街が見える。

車を置き歩いて橋を渡りベイエリアに行ってみたがまだ早いせいか観光客もまばらだった。

函館ベイエリアを歩く

坂の洋館群を歩く

ベイエリアから車で五稜郭タワーに行ってみる事にして函館市内に入る。やはり街中は車が多くなんとか五稜郭前の有料駐車場に車を停めタワーに登ってみることが出来た。

五稜郭タワーから(入場料1000円 9時〜)

運悪く団体客が入って来たので展望台までのエレベーターはすし詰め状態だった。でも、この素晴らしい景色を眺められたのでよしとする。

さて、昼飯時になったので何処に寄って食べるか検討した結果、函館空港に行って飛行機を見ながら昼飯を食べる事にして移動する。

車のナビに道案内を任せたら訳のわからない道を案内されやっとのことで空港駐車場に着く。

初めて来た場所だが市街地からだいぶ離れた場所に空港はあった。ここに来て一番驚いたのが函館空港にも国際線があった事だった。

函館空港内、矢印の奥が国際線ターミナル

そんな事でやっと昼飯にありつける・海鮮三昧(笑

さて昼飯も食べた事だし空港を後に函館市街地を抜け時計回りで松前方面に車を走らせる。途中から高規格道路に入り信号なしで走れるが故に後ろから大型トラックにあおられるのが恐ろしくどうしてもスピードを上げてしまう。

なんとか海岸沿いまで走りトラピスト修道院に行ってみる。まっすぐ続く山道を走ると駐車場に行き付き階段を上がると修道院の正門に着いた。門からは、中には入れず隙間から覗き込む。後ろを振り向くと津軽海峡まで続くかと思われる山道が長く伸びていた。

トラピスト修道院正門

海まで続くかと思われるほどの修道院の山門、奥に修道院正門がある

初めて寄った修道院だったが意外と見応えあり観光の穴場のような気がした。

修道院を出て西進、しばらく山の中を走り再び海に出て海岸を走ると道の駅・横綱の里ふくしまが見えて来たので小休止して松前半島を回り込み北上、段々と天気もよくなり青空もちらほら見えてきた。

小さな道の駅に寄り小休止、依然と小雨が降っている

日本海側に出て鉛色の海を左手に見ながら北上する。晴れていればサザンの歌でも聴きながら景気を付け海岸通りを走りたかったのだが曇天なので演歌にした。(笑

右手に松前城

しばらく海辺を走り江差市街地に入るとカモメ島の看板が見えたので左折して行ってみると大きな駐車場があり開陽丸記念館があった。その先はカモメ島でキャンプ場があるようだ。

あまり興味はなかったので市街地に戻ると「江差いにしえ街道」のモニュメントを見つけたので行ってみたが駐車場が見つからず、悪いと思いつつ路上駐車して石畳のいにしえを感じさせるような佇まいのニシン街道を歩き見る。

江差いにしえ街道

板塀の民家が整然と立ち並ぶ、いにしえ街道。飲食店も数軒ある

路駐の長居は禁物なので車に戻り尚も北上すると道の駅・江差に到着した。今夜はこの道の駅でP泊させてもらう事にした。

いよいよ明日から海岸沿いを釣り歩きながら北上して行こうと思っているが果たして何が釣れるか楽しみだ。