爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

北海道・車中泊遠征 1日目(田子倉湖)

今年の北海道遠征もいよいよ始まった。

嬉しくて今朝は5時に目が覚めてしまったので、荷物を積み6時に出発。ゴールデンウイーク中だが一般道を走るので渋滞も少ないと予想して国道17号線を北上する。

予想通り国道は渋滞もなく新しく開通した三国トンネルを抜け新潟県湯沢町に入る。長い峠道を降り市街地に出てしばらく関越自動車道と並行して走り道の駅・南魚沼に立ち寄る。しかし、あまりにも混雑しているのでUターンして魚沼市(旧小出町)まで走りスーパーに寄り食材の買い出しをして国道17号線から国道252号線に乗り換え北上。

雪国独特の高床式で玄関が二重になっている街並みを走り抜けると、田園地帯に入り五月晴れの越後路を尚も北上する。

やがて、道の駅・いりひろせに到着する。ここまで来ると混雑もだいぶ緩和され、道の駅の駐車場にも空きがあった。

道の駅裏の小さな池のほとりにあったベンチで小休止、日差しは強いが風が爽やかなので気持ちがいい。近くに咲いている藤の花の香りが微(そよ)風に乗って運ばれてくる絶好のロケーションで至福の一時だ。

平和なひとときだが、東欧や中東では一握りの人物の歪んだ考えにより殺戮が行われている。日本も他人事ではないように思える。

小休止後、4月26日に冬季閉鎖が解除されたばかりの六十里峠越に入る。(新潟県と福島県に通じる峠道で昔6里(24キロ)が10倍に感じたことから六十里という名が付いたらしい)

 

六十里越・越後の山々はまだ残雪が残っていた(眼下に見えるのは田子倉湖)

道端にも雪がたくさん残っている

雪があるせいか涼しいので愚妻が作ってくれた握り飯で昼飯を食べる(ネギ味噌入り)

さらに、ワインディングロードをしばらく走り降り、田子倉ダムサイド駐車場に到着する。このダムは、高さ145mの重力式ダムで総発電量が40万Kw、一般水力発電所としては奥只見発電所に次ぐ日本第二位の水力発電所)

青い湖面に雪山が映り込みこの時期ならではの光景が見えた。

まだまだスネーク道路は続き標高を下げて行くと、最後の大カーブを回り込み平らな直線道路に出る。

右手に湖を見ながら直線道路を快調に走ると、右前方に湖に掛かる赤い橋(万代橋)が見えて来たので行ってみると橋を渡った脇に大きな公園らしい空き地があったので入ってみた。あまり手入れはされていない様子だったが、今夜のP泊地には丁度良さそうなので平らな場所を見つけて今夜の宿泊場所とした。

今夜のP泊場所は田子倉ダム下流にある赤い橋を渡った脇にある公園

そんなことで、今夜は、人里離れた人っ子一人いないダムサイドの公園で車中泊することになった。

沖縄・八重山諸島車中泊遠征を終えてまだ2ヶ月弱だが、約3ヶ月の予定で北の大地を徘徊する計画だが果たしてどんな出会いがあるか楽しみだ。