爺さんのブログ

74歳ですが気持ちは20歳(笑 よろしくお願いします。

北海道・車中泊遠征 2日目(肘折温泉)

昨夜は誰もいない只見川沿いの名もなき公園で車中泊となったが夜中寒さで目が覚めてしまった。仕方なく予備のシュラフを出し二重にして爆睡、5時に目が覚める。

不思議なことに自宅では6時ごろ目が覚めるのだが遠征時はいつも早起きになってしまう。

眠い目を擦りながら起き出し外に出てみるが寒い‼︎

周囲の山々にはまだ雪が残っているので気温が低いのだろうが、すぐ目の前の川面からモヤが発生してなんとも幻想的な眺めだった。

朝霧が立ち込める車中泊場所前の只見川

さて、朝飯の準備をするのだが、寒すぎて外で作業ができないので仕方なく車内ですることになったが、炊飯すると車内に水蒸気がこもってしまうので少し窓を開け扇風機を外に向け水蒸気を外に出す。

長年の遠征で、色々な炊飯器を使ってきたが、最終的に「こがまる」と云うガス釜にたどり着いた。以下炊事道具を列挙してみる。

リンナイガス釜・0,5〜3合炊き(15000円前後)

カセットガス単口レギュレーター(7000円前後)

カセットガスコンロ・岩谷(7000円前後)

カセットコンロも色々使ってみたが使い勝手の良いカセットコンロはこれになった。このカセットガスコンロは防風性能がよく風が吹いている屋外でも防風板がなくても使える。

予備簡易カセットコンロ

チタン製クッカー・蓋はフライパンとして使用可、容量1リットル

丸型よりも角形の方が収納性に優れている。湯沸かしや煮物、揚げ物、蒸し物全てこれ1つでOKの優れもの。

さて、本題に戻り朝飯を食べ6時半にP泊地を後にする。

只見の集落を抜け穏やかに流れる只見川を右に左にと見ながら金山、三島、の市街地を通過し会津坂下から喜多方に入る。

やはりGW中とあって国道は車が多い。しばらく走ると道の駅・喜多方に到着したが激混みで入り口右手にある小さな駐車場に1台の空きスペースがあったのですかさず駐車して小高い土手を登り池のほとりの木陰で小休止。

一向に混雑は解消される気配はないので出発する。国道121号線を北上、しばらく山道を走り大峠トンネルを抜け山形県に入る。

長井市、寒河江市と東北の中央を北上、道の両側にはまだ青々としたサクランボがたわわに実をつけている光景が車窓を横切る。

途中道の駅・おおえで小休止、作戦を練り以前から行ってみたかった「肘折温泉」に行くことにして出発。

このまま、新庄市まで行って迂回するか、寒河江市から近回りで国道458号線を北上するか迷ったが、近道を選び国道458号線を北上する。しばらく走ると、立て看板があり急停車、雪のため肘折温泉方面は新庄周りで行ってくださいとの事だった。

近道をしようと思ったのが間違いだった。反省(笑

そんな事でUターンして、尾花沢市を通過して新庄市に入り迂回して峠道に入る。道は舗装されてはいるが峠道がしばらく続とやがて平らな牧草地が現れ今度は下り坂になり更に走ると前方遥か先に集落が見えて来た。

下り坂を更に降りて行くとループ橋があり途中の展望台からは肘折温泉が一望出来た。こんな山の中にそしてこんな旅館群が立ち並ぶ温泉地は未だ見たことがなかった。まさに陸の孤島だった。

ループ橋からの肘折温泉全景・まさに陸の孤島

肘折温泉最奥にある温泉公園、自噴する温泉源に大きなステンレス製の蓋がかけられていた

肘折温泉案内図・赤丸の温泉に入ってみた

黄金温泉カルデラ温泉館・大正ロマンあふれる玄関(入浴料550円・定休日水曜)

ローカの突き当たりには飲泉所もある(炭酸泉)

屋外の露天風呂、まだ雪囲いが設置してあった

新緑内の露天風呂

温泉にも入ったところで、温泉街に行ってみることにした。

少しレトロっぽいところはあるが、こんな陸の孤島みたいな場所にこれほど大きな温泉街があるとは驚きだ❗️

土産店も軒を並べていた

一軒一軒旅館の前には足湯と源泉が湧き出している

細く入り組んだ旅館街の路地だが、浴衣を着て下駄を履き歩いたら風情があるだろう(笑

今夜のP泊場所は、川のそばにある大きな空き地にすることにした。