やっと雨も止んだが肌寒い朝を迎えた。
昨夜P泊した付近の山の中には山菜が芽を出したばかりで、白い綿毛で覆われたゼンマイだろうか落ち葉の中から顔を出していた。
朝飯を食べ今日も行動開始。まずは、国道341号線を北進、鹿角市に入る。まだ7時前なので渋滞もなくスムーズに市街地を抜けられ国道103号線に乗り換え更に、国道7号線に乗り継ぎ日本海側へと出た。
能代市街地に入ると丁度、朝のラッシュアワーに捕まりノロノロ運転、30分くらいのロスタイムだったが、急ぐ旅でもないのでのんびりと走る。
北海道に渡るフェリーは、すでに下北半島大間港から5月10日に予約をとってあるが、1度だけなら変更が効くので乗船2〜3日前に確定日時を変更してもらうだけで事足りる。
行き着きばったりのこんないい加減な計画でもなんとか帳尻があってしまうのは、やはり車中泊ならではで、ホテルの予約や交通機関の予約(フェリーは除く)など一切ないので自由気ままに徘徊できる。
相変わらずの曇天だが、雨よりマシなので景気付けに演歌を聴きながら(笑 左に日本海、右手に五能線を見ながら快調に北上する。
五能線・リゾート青池
やがて、青森県との県境にある道の駅・はちもりに到着、小さな道の駅だが売店の裏に白神山地からの湧き水があるのでペットボトルにいただき小休止する。
白神山地からの大地の恵み・湧き水
しばらく休み県境を越え青森県に突入、五能線を左に右に見ながら走ると左側に五能線十二湖駅が車窓を横切りしばらく走っていると十二湖Uターンの看板が見えたので、すかさずUターンして十二湖駅を通過して少し行くと十二湖左折の看板があったので左折し登り坂をしばらく走ると新緑の中に幾つもの湖が点在していた。
なおも車を走らせると青池の案内板を見つけ小高い場所にある駐車場(普通車500円)に相棒を停める。駐車場からの階段を降り鶏頭場の池(けとば)を左に見ながら新緑の中の広い林道を15〜20分歩くと神秘的な青池が見える。あの五能線の列車名にもなっているそうだ。
流入する川もなく神秘の青池
秋の紅葉時期も綺麗だろうと思いつつ十二湖を後にした。
再び国道に戻り北上していると、不老ふ死温泉の看板が見えて来たので、細い砂利道を下って行くと幾つかの建物があり更に降って行くと細長い赤茶けた舗装の駐車場があった。
遠征時いつも通過するだけだったので、今回は海の中の露天風呂に入ってみることにした。
不老ふ死温泉露天風呂(男女別、内風呂共通600円 注・洗い場なし)
入浴の仕方は、まず内風呂に入ってから着替えて露天風呂に行き露天に浸かり、また内湯に入ることになる。面倒くさいが話の種に一度ぐらいはいいかなと思う。
解放的この上ない露天風呂に入り、更に北上すると道の駅・ふかうらに到着した。
やっと青空になり気持ちがいいが寒い。
今夜は、いつもの定位置でP泊することにした。
イカ焼きで有名な道の駅・ふかうら
いつもの定位置で後ろの東屋はBBQ棟で流しも使えまるでキャンプ場みたいな場所だ。
道の駅・ふかうら全景、中央奥が岩礁帯になりその奥が釣りポイント
65センチくらいのスズキ?フッコ?かな・・・
駐車場のすぐ裏に遠浅の岩礁地帯があり先端に行くと急に深くなっている。
こんな昼間なので期待せずルアーを投げてみると、一投目から大きな引きがあり思わず大合わせしたら無情にもラインブレイク、あ〜・・・ルアーが・・
気を取り直し2投目・3投目・・・気配なし、諦めかけたその時、根掛かりかと思ったがラインが出ていったのでドラグ(リールの糸巻きが空回りしないように締め付けること)を締め慎重に巻き上げなんとかGETできた。その後立て続けに2匹釣り上げ車に戻る。
明日は龍飛崎まで行ってみることにしている。